シード調達したが、次のマイルストーンまでの時間がない
背景
建設現場の安全管理をデジタル化するプラットフォームを開発する建設テックスタートアップA社様。創業者のCEO様は、前職で建設業界の課題を肌で感じ、「現場の安全をテクノロジーで守りたい」という強い想いで起業しました。シードラウンドで5,000万円を調達しましたが、次のシリーズAまでの時間は限られていました。
顕在化した問題
エンジニア2名を採用し、プロダクト開発を開始しましたが、「完璧なものを作りたい」という想いが強すぎて、機能の追加が止まりませんでした。開発開始から3ヶ月が経過しても、まだリリースできる状態ではありませんでした。このままでは、顧客からのフィードバックを得る前に、資金が尽きてしまいます。
代表の葛藤
「このままでは、顧客の声を聞く前に、想像だけでプロダクトを作ってしまう」代表は焦りを感じていました。理想のプロダクト像は明確でしたが、それが本当に顧客に求められているのか、確信が持てませんでした。失敗が許されない状況で、どう前に進めばいいのか...。